経営者の方とお会いすると「いい人材が採用できないのだけど」という話をよく聞きます。 「企業は人なり」という言葉が意味する通り、今後の会社の未来を決定するのはまさに人材をとれるかどうかだといえます。ライバル企業にいい人材がいると地団駄をふんで悔しがったり、脅威にも感じることもあるそうです。 にもかかわらず、経営者が良い人材を確保するために精一杯に努力をしているのかというとはなはだ疑問が残るところではあります。 では、企業が良い人材を採用するためには、何が必要なのでしょうか。
結論からいうと、最も必要なことは、企業のイメージ創り、すなわち、ブランド力だといえます。 これは、社員に対するものとは違い、社長の人柄や社風などは考慮に入れない、まったく客観的なものです。 採用だけに限らず、社会的信用を得るために、大企業では、カネをかけて情報を流し、ブランドを確立しようとします。 中小企業では、このようなものをまねるのはムリでしょうから、今回の話では、会社訪問に来たリクルーターに的を絞ってみたいと思います。
リクルーターへのイメージ創りとしてのポイントは、見た目と空気だといえます。
見た目とは、まさにその通り、リクルーターがみることのできる建物や事務所などのことです。 会社訪問にきた、人間が暗い汚い事務所にとおされました。 そこで受けるイメージの中に、仕事をする自分をおくわけですが、暗く汚い事務所では、当然、暗く沈んだ自分を想像してしまいます。 それよりは、きれいな事務所でバリバリ働く自分を夢見て、入社したいと思うのは人として当然のことといえます。 やはり、事務所は古くても、そこそこきれいである、少なくとも整理整頓はされているべきです。
そして、もう一点は空気です。 営業などでいろいろ回られてる方はよくご存知だと思いますが、事務所の空気は、訪問者に対しその会社の状態が良いか悪いかを、端的に知らせます。 良い空気なら、素直にまた来たいと思いますし、悪い空気だと、また行くと思うだけで気が重くなります。 リクルーターのなかでも優秀といわれる人材は、肌の感覚もさえていることが多いようで、悪い空気のところでは組織の問題を敏感に察知し、二度と近づくことはありません。
対策としては、暗い事務所は、組織のモチベーションがあがっていない現われですので、リクルーターには見せないことです。
まぁ、なんとか、この優秀な人材が入社してくれても、暗い事務所の原因はなにも解決されていないわけですので、やめていくのも時間の問題ですが。
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